当社が取り扱っているドローン関連産業についてはまだ黎明期にあると言え、どうしても人材の獲得が難しく、私たちも特に当初は苦労をいたしました。そこで、日本人だけでなく、外国人の採用にも目を向けていくことになりました。また、外国人採用のきっかけは創業オーナーである私と弟の二人でアメリカ合衆国にあるGoogleの本社に訪問したことにもあります。そこでは本当に多くの国籍の方々が働いており、そのダイバーシティの風景を見た時に、人材を世界から集めたいと感じたのです。
なお、採用活動では、当社が神保町や秋葉原に近いこともあり、アニメや漫画、アイドルといった日本のポップカルチャーが好きな方々が多く集まってくれました。日本文化の魅力は、外国人雇用についてもプラスに働くのだな、と思いました。

2023年6月現在、9名の外国人社員が在籍しています。国籍については、今までフランスやポーランドといた欧州からフィリピンやベトナムなどの東南アジアの他、中国やスリランカ、カナダの方などもいました。
業務内容としては、ドローンやロボットの画像処理やＡＩ関連などの最先端テクノロジー開発といったチャレンジングな内容を担ってもらっています。外国人メンバーが増えていくことで、メンバー同士の連携も円滑になってきている印象です。

チームに外国人が占める割合が多くなることで、共通言語が英語になったりと、彼らにとってコミュニケーションが取りやすい環境になっていると思います。採用に際しても、既に外国人社員が多く活躍していることを伝えると、皆さま安心されるようですね。
また、外国に住んでる方に来てもらうといったケースでは、引越しや生活の丁寧なサポートも必要になってきます。ライフスタイルについても相談にのったりします。先に入社している外国人社員が様々なアドバイスやフォローをしてくれるのも有難いです。加えて、仕事の場ではその人を認め、「承認」をすることを心がけています。日本人も外国人も変わらず尊重し、高め合っていく。それが当社の大事なカルチャーなのです。

基本的にはプログラミングなどのデスクワークに従事しています。実際に制作した成果物について、お客様が喜んでくれることがやりがいですね。プライベートでは娘が生まれたので、そちらの生活も楽しんでいきたいと思います。公園にピクニックに行ったりするのも大好きですよ。今は遠く離れてしまっているフィリピンにいる両親や友人たちとはビデオ会議システムで会うことができます。これからも、仕事とプライべートを充実させていきたいと思います。