顧問 畑 光一般社団法人国際行政書士協会 会長
行政書士
畑 光先生に於かれましては、令和4年8月28日にご逝去されました。
ご逝去の報に接し、ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。
<メッセージ>
2019年5月から施行された入管法の一部改正で、今までホワイトカラーのみの労働者雇用政策からブルーカラーの外国人を雇用できる門戸を開きましたが、しかし実際の実務面での運用はまだまだ進んでいないのが現状です。 この運用だけでなく、技能実習生として受け入れて、5年経過したら出身国へ帰国して日本の技術移転をする技能実習制度でも、一応労働者として処遇するよう要請されています。ところがこれらを受け入れる日本の受け入れ企業が外国人労働者の処遇に馴れておりません。依って賃金の未払いや超過労働への対応など、マスコミの話題になることが多く発生しています。
これから益々増加する外国人労働者をうまく定着させ、人口減少の途をたどる日本の将来を希望の持てる国にするため、受け入れ企業や関連する機関に外国人雇用の専門知識を持つ人を送り込む必要性は誰しも認めることと考えております。これらの専門家を養成し世に送り出すことこそが当センターの役割だと考えます。
私は行政書士として30年以上に及ぶ外国人の受け入れ手続に関係してきましたが、手続だけでなく、政府の政策の遂行に協力を惜しまない業務も行ってきました。当センターにおきましても、良い人材を早く世に送り出して政府の外国人受け入れ政策を支援して、外国からも期待される支援センターに成長することを期待しております。ご逝去の報に接し、ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。